コーヒーはいつ飲む?朝のカフェインが女性に与える影響とベストな時間

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コンビニでのレギュラーコーヒー販売が盛んになり、種類も豊富になったコーヒー。毎日欠かさず飲み、コーヒーを飲まないと1日が始まらないという女性も多いのではないでしょうか。中には1日中コーヒーを飲んでいる方もいらっしゃるでしょう。そこで気になるのは、ホルモンや肌へのカフェインによる影響。女性にとっての影響やコーヒーをいつ飲むのがベストタイミングなのかも紹介します。

カフェインがホルモンバランスに与える影響

みなさんが気になっているコーヒーの影響ですが、実際に影響を及ぼすのは、コーヒーに含まれるカフェインです。カフェインには様々な効能があり、間違った時間に摂取するとその作用が悪い方へ働いてしまうのです。

コーヒーに含まれるカフェインの作用

コーヒーのカフェイン含有率は、多いものになると90%です。海外では、1日の摂取量を400mg未満に抑えることが健康に良いという国もあります。カフェインが含まれる量にもよりますが、1杯150mlで3〜5杯以内というところでしょうか。

このようなことを言うと、まるで健康に害があるようですが、カフェインには医薬品にも使用されるほどの効果があるのです。例えば、心臓の筋肉の収縮力を強くしたり、血の流れを良くすることで利尿を促します。また、カフェインの覚醒作用は有名ですよね。他にも運動機能を高める効果もあるとされています。ただし、効果があるということは、摂取量に気をつけなければいけないということです。

カフェインが体内時計を狂わせる?

起きてから寝るまでの間の1日は、体内時計で管理されています。この体内時計を正しく調整してくれるのが太陽です。朝起きて太陽を浴びることにより、睡眠や起床を左右するホルモンバランスが整います。

通常は、太陽を浴びてから15時間後に睡眠ホルモンが分泌されると言われています。8時に朝日を浴びると23時頃にこのホルモン分泌が始まり、自然な眠りへ入ります。そして朝には起きるためのホルモン分泌が盛んになります。このバランスの良いホルモン分泌によって体内時計は狂わずにいられるのです。

しかし、朝に脳を覚醒するためにホルモンが活発に分泌されている時に、コーヒーを飲むとどうなるでしょうか。カフェインの覚醒作用によって、ホルモンは分泌を止めてしまいます。このことにより、ホルモンバランスが崩れ、体内時計が乱れてしまうのです。ホルモンによる覚醒効果を得られず、カフェインで覚醒することが増えると、カフェインへの耐性がつき、摂取量を増やさなければいけなくなるのです。

カフェインの効能が肌に及ぼす影響

多くの効能があるカフェインですが、摂り過ぎてしまうと思わぬ逆作用があります。女性にとっては大敵である肌への影響を紹介します。

覚醒作用による睡眠不足から

カフェインの代表的な覚醒作用。眠気を覚ましてくれるのは良いのですが、睡眠不足を引き起こすことがあります。夜コーヒーを飲むと睡眠ホルモンの分泌に影響を与え、体内時計が遅れると言われています。美肌のためには、十分な睡眠が必要です。睡眠不足や眠りが浅い状態が続くと、ターンオーバーも乱れ、肌再生ができません。

利尿作用によるミネラル不足から

カフェインがもたらす利尿作用で排出されるものは、余分な水分や毒素だけではありません。体にとって必要なビタミンやミネラルまで体外に出されています。ビタミン不足やミネラル不足は、シミやシワにつながります。

消化作用による胃液過多から

カフェインには胃液を分泌し、消化を助ける作用もあります。そのため、空腹時に飲むと胃に不快感があることもあります。これは、何も入っていない胃の中に、不要な胃液が分泌されることで胃が荒れてしまうから。胃が荒れることで肌荒れも引き起こされるのです。

コーヒーはいつ飲むのがベストタイミング?

このままではコーヒーを飲むことをやめた方が良いのでは?と考える人がでてくるかもしれませんね。でも無理にやめる必要はありません。コーヒーは、特に時間との関わりが強い飲み物です。カフェインの効果を最大限に生かし、悪い影響を及ぼさない時間をコーヒタイムにしましょう。

午前中なら9時〜11時がベスト

目覚めてから脳を活性化するホルモンの分泌が、朝8時〜9時の間で活発になります。また、正午からもこのホルモンは上昇します。ホルモンバランスを正常に保つため、午前中のコーヒータイムは9時〜11時に設定しましょう。

午後なら3時〜5時がベスト

正午から分泌しているホルモンのピークは約1時間です。その後夕方5時以降から約1時間活発になります。そのため、午後3時〜5時の間を午後のコーヒータイムにするのが良いでしょう。

コーヒータイムを楽しみましょう

朝コーヒーを飲まないと目覚められない、コーヒーがないとイライラする、など欠かせないものになっているかもしれません。しかしそれは、カフェインの耐性であり、カフェインの中毒性や依存性からくるものです。カフェインが切れた時にストレスを感じると、頭痛や集中力の欠如を伴う場合もあります。また、カフェインの耐性がつくと、過剰摂取につながります。体内時計を整え、不調を引き起こさないために、ベストな時間にコーヒータイムを楽しんでください。



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