『アロマオイル』にどんなイメージがありますか?「キレイな女性」「余裕のある女性」「充実した女性」…。アロマオイルではなく、使っている女性に対してのイメージが思い浮かんだあなたは、アロマへのハードルが上がっているのかもしれませんね。
アロマオイルは初心者でも簡単に普段の生活に取り入れることができ、素敵な休息時間を過ごすことができますよ。今回はアロマオイルの効能や使い方を紹介します。
香りが豊富なアロマオイル
アロマオイルの香りは数百種類もあります。そして、それらを組み合わせることもあるため、香りの種類は無限になります。そんな中から初心者が自分に合う香りを探すことは、不可能ですよね。細かく分ければ一つずつ違う香りのアロマですが、基本は7種類。まずは、ここからお気に入りを探してみましょう。
ラベンダーなどのフローラル系
アロマと聞いてラベンダーの香りを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。女性からの人気も高いフローラル系のアロマは、まさに花や葉っぱなどから抽出された精油です。ラベンダーの他にも、ローズやカモミールなども代表的なフローラル系のアロマオイルです。
レモンなどの柑橘系
レモンやグレープフルーツなど、果物の実や皮から抽出された柑橘系の精油。柑橘系のオイルは、甘すぎず爽やかな香りです。
ユーカリは樹木系
自然の中のグリーンを思わせるユーカリやヒノキ、ティーツリーのオイルは、樹木の皮や葉などから抽出されています。
ミントなどのハーブ系
ペパーミント、ローズマリーなどの香りも人気のあるアロマです。ハーブの花や葉から抽出した精油は、すっきりと爽やかです。
シナモンもスパイス系アロマ
カレーやケーキなどの料理に使うことで知られるシナモンやコリアンダーですが、これらの香りもスパイス系のアロマオイルにあります。ブラックペッパーの精油もありますよ。
エキゾチック系(オリエンタル系)
エキゾチックで東洋的なイメージを与える精油は、東南アジアなどの樹木や花から抽出され、オリエンタル系とも呼ばれています。イランイラン、サンダルウッドなどが、エキゾチック系オイルに当てはまります。
樹脂から抽出された樹脂系
木の樹脂から抽出した、ミルラ、ベンゾインなどが樹脂系のアロマオイルです。あまり馴染みのない名前ですが、樹脂系には甘いバニラのような香りやスパイシーでフレッシュなものがあり、香りが持続するオイルも多くあります。
アロマオイルが女性にもたらす効能
アロマオイルが女性に人気のある理由は、香りが良いだけではなく女性にとってうれしい効能があるからなのです。
まずは「ストレス解消」。もちろん香りで癒されることもありますが、アロマを代表するラベンダーには安眠やリラックスの作用があると言われています。他にも気分を落ち着かせてくれたり、明るい気持ちにさせてくれたり、ストレス解消にアロマは活躍してくれるのです。
そして、「肌のトラブル解消」。女性の悩みであるシワやシミ、乾燥などの肌トラブルにもアロマは活躍します。皮脂の分泌を促し潤いを保ってくれたり、血行の促進にも効果があると言われています。
最後に「ホルモンバランス」。アロマにはホルモンバランスや自律神経を整えてくれる作用も。女性ホルモンに似た成分を含むアロマが、女性ホルモンを増加させてくれるようです。
初心者でも簡単なアロマオイルの使い方
アロマオイルを楽しむためには色んな道具を揃えなければいけない、と思ってはいませんか?アロマオイルさえあれば、いま家にあるものだけで始めることができますよ。
お風呂で優雅なバスタイム
お風呂に入る際、湯船にアロマを数滴たらしましょう。肌や呼吸器からオイルの成分を取り入れることができます。肌トラブルを解消してくれるサンダルウッドやゼラニウムのアロマで、バスタイムを楽しみましょう。
ティッシュペーパーでどこでもアロマテラピー
ティッシュペーパーにアロマオイルを1〜2滴たらし、部屋に置いておくだけです。これだけで、部屋にアロマの香りを感じ、リラックスすることができますよ。オイルによってはシミになる場合もありますが、ティッシュなら安心です。
次はオリジナルアロマにも挑戦
たくさんの種類があるアロマオイルの醍醐味は、好きな香りをブレンドして自分だけのアロマオイルを作ることができることです。まずは、同じ系統の香りを混ぜると大きな失敗はありません。慣れてくれば、その時々の心身の状態に合ったオイルを調合し、オリジナルブレンドに挑戦してみてください。アロマオイルの原料である精油は、とても濃度が高く、一度に多く使用すると、肌や呼吸器、粘膜などに強い刺激を与えます。アロマを楽しむ際には、数滴にとどめてくださいね。