気づけば毎日デキない後輩に振り回されていませんか?自分の仕事をしたいのに、彼や彼女のおかげで仕事は一向に減らず、ストレスばかりが溜まっていますよね。イライラしていると仕事のミスにも繋がります。そしてミスを怒られるのは、人一倍がんばっているあなた。
そんな損ばかりしている真面目なあなたに、デキない後輩からのストレスを回避する方法を紹介します。
働く女性のストレス原因TOP3
仕事とプライベートを両立している女性は、常にストレスに囲まれている状態です。そんな状況にありながら、一番のストレスを聞くと、「仕事」だと答える女性ばかりです。多くの女性が抱えている仕事に関するストレス要因から、上位3つをピックアップしました。
第3位:職場環境に関するストレス
まず、第3位は「職場環境」によるストレスです。電気、窓、空調などで不自由を感じていたり我慢している女性が多いですね。給湯室やトイレなどの衛生面に、不安を覚えリラックスすることができない女性もいます。
第2位:時間に関するストレス
第2位は様々な「時間」に関わるストレスです。一つは、「通勤時間」の長さ。都市で働く人ほど通勤時間は長く、ドアtoドアで1時間以上かかることが当たり前になっています。往復で約3時間も満員電車の中で過ごすことは、大きなストレスですよね。
二つ目の時間は、「就業時間」の長さです。定時勤務でも休憩時間を入れ9時間も会社にいることになります。通勤時間と就業時間で12時間を費やし、出勤の準備や夕食の準備で、三つ目の時間である「睡眠時間」を削ることになってしまうのです。リラックスと充電の時間がなくなり、ストレスが解消できないまま次の朝を迎える女性が多いのです。
第1位:人間関係に関するストレス
そして、第1位が「人間関係」によるストレス。男性は上司との人間関係にストレスを感じていることが多いのですが、女性の職場での人間関係によるストレスは、上司だけではありません。無責任な同僚や後輩のフォローは、なぜか女性がやっているのです。
男性よりも器用で複数のことをこなせる女性は、たとえ自分がいっぱいいっぱいでも周囲の仕事がうまく回るように気を使っています。上司、同僚、後輩の三方向からのストレスは、半端なものではありませんよね。
「後輩の指導」に責任感を持ちすぎる女性
後輩の指導は、先輩の役目です。その点では、「これも仕事のうち」と言えるでしょう。ただ、自分のやるべき仕事がこなせないほど、後輩ばかりを気にかけているわけにはいきませんよね。それなのに、デキない後輩ほど自分の置かれている立場が分からず、目を離せない…。
「お前の指導が悪いんじゃないのか?」と、上司から言われ「くー!」と思っても反省する自分がいませんか。こういうところで要領のいい男性は、上司に謝りつつも反省しないんですよね。デキない後輩にも「ま、次がんばれよ」のように、適当に言えてしまうのです。もちろん、「俺がコイツを何とか育てなければ」などという気持ちはありません。
そんな男性とは逆に「私が何とかしなければ」と思うのが女性であるあなたです。同じ女性に「適当にやれば良いのに」などと言われると、軽蔑する気持ちさえ湧いてきますよね。あなたのように責任感を持ちすぎる女性ほど、デキない後輩に対するストレスが大きいのです。
デキない後輩からのストレス回避術3つ
最も基本な考え方として、「デキない人がいる」ことを受け入れましょう。誰でもいつかは育つわけではありません。いつまでたってもデキない後輩は、デキない後輩なのです。ただのストレスしかならない相手と真剣に向き合っていると、いつかあなたが潰れてしまいます。いつまでも颯爽と働く女性でいるために、ストレス回避術を知っておきましょう。
回避術1:頼りにならない先輩アピール
デキない後輩に毎日同じ質問されていませんか?「昨日教えたでしょ」「覚えられないならメモして」なんて注意してできるのであれば、もうとっくに一人でできるようになっています。何でもかんでも聞いてくる無責任な後輩に、あなたが育てる責任を負う必要はありません。
同じ質問をされたときには「忘れちゃった」「なんだったけ」「ごめん、時間ないから」と突き放して、頼りにならない先輩をアピールしましょう。自分で解決しようとしないデキない後輩は、誰か別の人に聞きに行くだけです。
回避術2:最初から仕事を与えない
忙しいときに仕事をしていない人がいると、イライラしますよね。デキないせいで暇そうにしている人を見ると、仕事ができることを損したような気持ちになってくることもあります。
ただ、そのイライラと、デキない人に仕事を与えたときの仕上がり具合のイライラやその後のフォローのイライラを比べると、どちらがいいですか?結局そんな後輩に仕事を与えてもできないのです。無駄な時間と後輩への二重のイライラよりも、最初から自分でやって忙しくしていた方が良いのではないでしょうか。
回避術3:社内のグチは無関係の友人へ
「何度言っても分からない」とか「いつまでたってもできない」などのグチを社内の人に話したことありますよね。その度に上司からは「それを育てるのがお前の仕事」と言われ、同僚からは「大変だよね」などと同情されているのではないでしょうか。
でも、上司はあなたのおかげで仕事が滞ることもなく、全然困っていません。同僚も口では同情しながら、あなたを助けようという気持ちはありません。社内でデキない後輩のことをグチっても、何も状況は変わらないのです。「誰も辛さを理解してくれない」という新しいストレスが生まれるだけです。どうせグチを言うなら、会社とは全く関係のない仲の良い友人を相手に思いっきり吐き出して発散しましょう。
ストレスはうまく回避しましょう
働く女性は、日々ストレスに囲まれているようなもの。真面目に仕事に取り組んでいるあなたのようながんばり屋さんは、ストレスをかわす術を知っておかなければ、自分の仕事にまで影響を及ぼすことになりかねません。ただでさえ多いストレスから、せめてデキない後輩からの被害を除外しましょう。