食べるオイルどれがいい?美容に効くオイル徹底比較

ヘルスケア

アンチエイジングに効果があると注目されている食べるオイル。オリーブオイルやココナッツオイルが健康志向の女性に流行し、新しい食用オイルが続々登場しています。今から美容にオイルを取り入れようと考えている女性のために、それぞれの特徴や効果を徹底比較します。

美容オイルと言えばコレ!定番のオリーブオイル

イタリア料理やドレッシングに使われ、私たちには身近なオリーブオイル。スキンケアやヘアケアにも、オリーブオイル配合の商品がたくさんあります。そんなオリーブオイルを美容のために食す女性が増え、食べるオイルの定番となっています。

オリーブオイルの特徴

オリーブオイルは「エクストラバージンオイル」や「バージンオイル」など多くの種類があり、栄養価が熱によって変化しにくいことが特徴です。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増加させる「オレイン酸」、ホルモンに影響を与え、身体機能形成には欠かせない「必須脂肪酸」であるリノール酸やα-リノレン酸を多く含んでいます。必須脂肪酸は体内で作られないため、オリーブオイルを食べることで接種できます。

オリーブオイルに期待できる効果

オレイン酸やリノール酸、α-リノレン酸は、血中のコレステロールや中性脂肪をコントロールするため、生活習慣病の予防に有効です。また、体を錆びさせないための「抗酸化物質」であるビタミンEやポリフェノールを含んでいるので、アンチエイジングにも大きな期待ができるのです。オリーブオイルに70%以上も含まれているオレイン酸は、腸内環境も整えてくれるため、便秘解消にもおすすめです。

海外セレブが愛用している注目のココナッツオイル

海外セレブや女優が愛用していることで、一時は品薄状態になったココナッツオイル。一気に美容オイルの頂点に登り詰めました。

ココナッツオイルの特徴

ココナッツオイルがなぜこれほど流行したかと言うと、それはココナッツオイルに含まれる「中鎖脂肪酸」の働きによるものです。この中鎖脂肪酸の特徴は、脂肪に溜まらず肝臓で分解され、すぐにエネルギーへと変化することです。

通常の油に比べ、その代謝速度は10倍も早いのです。またもう一つココナッツオイルを象徴するキーワードが「ケトン体」です。脂肪燃焼を活性化させるケトン体は、中鎖脂肪酸のおかげで高濃度になり、脂肪を分解しやすくなります。

ココナッツオイルに期待できる効果

ケトン体を増加させ、代謝の早い中鎖脂肪酸を主成分とするココナッツオイルは、ダイエットに最も効果的なオイルと言えるでしょう。糖質ダイエットに挑戦しているなら、ココナッツオイルを摂ることで、さらに脂肪を燃焼しやすくなります。

また、脂肪が不足した体内では細胞が活性化するため、アンチエイジングにとっても有効なオイルです。ココナッツオイルの成分を取り入れるために、低温圧搾で無添加のバージンオイルを選びましょう。

次にくるオイル?マカダミアナッツオイル

オリーブオイルやココナッツオイルの他にも、アマニオイルやアボガドオイル、グレープシードオイルなど美容に良いと言われる食べるオイルがたくさんあります。次の流行オイルとしてまだ聞き慣れない「マカダミアナッツオイル」を紹介します。

マカダミアナッツオイルの特徴

チョコレートでおなじみのマカデミアナッツですが、そのオイルにも美容成分がたっぷり含まれています。「パルミトレイン酸」を多く含むのが、マカダミアナッツオイルの特徴。人間の肌に近い成分で、肌への吸収速度が速いオイルです。オリーブオイルと同様、オレイン酸を含んでいるため善玉コレステロールを増やしてくれます。また、酸化に強く沸点が175度と高いため、高温の揚げ物料理に使えることも大きな特徴です。

マカダミアナッツオイルに期待できる効果

若さの脂肪酸とも呼ばれている「パルミトレイン酸」は、肌細胞の修復に力を発揮します。また高い抗酸化作用でアンチエイジングにはおすすめのオイルです。コレステロールや血管にも働きかけるため、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にも役立ちます。

食べるオイルを選ぶときは好みも考慮して

それぞれのオイルがスキンケアやヘアケアで効果を発揮しているのは、ご存知でしょう。しかし、オイルを食べることが、ダイエットや生活習慣病の予防と結びつくとは意外ですよね。オリーブオイル、ココナッツオイル、マカダミアナッツなど質の良いオイルほど独特の香りがします。

どんなに効果を期待しても、苦手な味や香りでは長続きしません。効果はもちろん、あなたに合った香りや味で選んでみてはいかがでしょうか。

そろそろ健康食品を始めてみたいと思っているけど、種類が多くて選べないという方にはこちらもおすすめです。


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