冬のスープはほっこりしますよね。
熱いお茶やコーヒーの代わりに、温かいスープを飲むと体も温まり、空腹もまぎれ幸せな気分になります。
ミネストローネやコーンスープも美味しいですが、お肌やダイエットにもうれしいスープはいかがでしょうか?
今回は女性におすすめのボーンブロススープを紹介します。
ニューヨーカーの間で話題のボーンブロススープ
ニューヨークから流行が始まった『ボーンブロススープ』。
ボーンは「骨」、ブロスは「だし」のことで、牛や鶏、魚などの骨からとった出汁のスープです。
ブロススープには、このように肉や魚の骨を使った『ボーン』と、野菜を使った『ベジタブル』があります。
どちらも材料を長時間煮込むことで、その栄養素をたっぷり出汁に含まれていることが特徴です。
美に対する意識が高いニューヨークで、スーパーフードとしてブロススープの人気が高まりました。
ボーンブロススープには女性にうれしいものがたっぷり
野菜を煮出したベジタブルブロススープにも、食物繊維やポリフェノールが含まれています。
ベジタブルブロスには、より栄養素の高い皮やヘタが使われ、抗酸化成分がしっかり溶け出しています。
しかし、このベジタブルブロススープ以上に女性におすすめなのが、ボーブロススープなのです。
牛や豚、鶏、魚などの骨にはコラーゲンがたっぷり。
ゼラチンも豊富に含まれ、女性にうれしい成分がたっぷり抽出されているスープなのです。
ボーンブロススープに入っている成分とお肌の関係
ボーンブロスに入っている女性にうれしい成分は、「コラーゲン」「ゼラチン」「カルシウム」「グルコサミン」など美と関係が深いものばかり。
皮膚の組織を柔らかくし、水分保持に欠かせないグルコサミンや新陳代謝を促すカルシウム。
コラーゲンやゼラチンは、肌にツヤを与え強くしてくれます。
また、肌の改善だけではなく、髪へも美しさをもたらします。
美肌へと導くコラーゲンは、煮込むことによってゼラチンとなり煮汁に溶け出します。
その成分をそのまま飲めるのがボーンブロススープなのですから、人気が高くなるのも理解できますね。
ダイエットにもうれしいボーンブロススープ
肌や髪、腸内環境にも良くマルチサプリとも言われているボーンブロスは、ダイエットにも適しています。
健康志向の高いダイエッターの間で流行している「ファスティング」。
完全な断食ではなく、固形物を食べる時間をできるだけ長くするというものですが、この間欠的ファスティングの強い味方となるのがボーンブロススープなのです。
スープは固形物ではありませんので、ファスティング中にも口にできます。
甘味料の入った飲み物や添加物の多いスープを飲み空腹を紛らわせるのと、ボーンブロスを飲むのとではどちらが体にとって負担がないかは明らかですよね。
骨から溶け出したエキスには満腹感もあります。
糖質や炭水化物を制限するダイエットを断念した人にもおすすめですよ。
ボーンブロススープ作りにチャレンジ
鶏や牛、魚の骨を長時間煮込むスープなんて、素人には作れないと思っていませんか?
栄養たっぷりのボーンブロススープは、いつも使っているあの調理器具で家庭でも簡単に作れるのです。
ボーンブロススープの作り方
鶏の手羽先を使った簡単レシピを紹介します。
煮込んだ手羽先や野菜も一緒においしく食べられます。
<材料>
- 手羽先 500g
- 野菜数種類
- 野菜は何でもOK。ネギ、キノコ類、人参、玉ねぎ、セロリ、大根がおすすめです。
- しょうが 適量
- 酢 大さじ2
- 塩 少々
- こしょう 少々
- 水 適量
<作り方>
- 野菜は一口大にカットする
- 材料を全て炊飯釜に入れ、材料がひたひたになるぐらいまで水を入れる
※水が炊飯釜の上限メモリを超えないようにしてください。 - 通常の炊飯モードで炊き上げる
- 炊き上がれば一度蓋を開け、表面のアクを取り除く
- 保温モードで3〜5時間保温する
- 材料をザルでこし、完成
手羽先を下ゆでするとアクが防げます。
こす作業は必須ではありません。
煮込んだ手羽先や野菜も一緒においしく食べられますので、おかずの一品にしても良いですね。
スープは冷ますとゼリー状に固まります。
冷蔵庫で5日程度保存できるため、飲みたい時に温め直せばいつでもボーンスープを味わうことができます。
体が温まるボーンブロススープで肌もキレイに
ボーンブロススープは、女性の美容にうれしい栄養素がたっぷり含まれています。
無理な食事制限は、肌や髪にもダメージを与えてしまいます。
ボーンスープで体を温め、ついでに肌もキレイにしちゃいましょう。
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