実年齢よりも5歳〜10歳老けて見えると言われる手。
年齢が出やすい部分であることを多くの女性は知っているはずなのに、念入りなハンドケアを行っている人は少ないのです。
他人はあなたの顔の次に手を見て、年齢を判断します。
よく見られている部分は、いつも若々しく保っておきたいですよね。
手のアンチエイジングのために、老化の原因とスペシャルケアを紹介します。
手の老化が止まらない!その原因とは?
あなたも自分の手を見てギョッとしたことがあるでしょう。
いつの間にかシミができ、血管が浮き出たゴツゴツの手を見て「私、がんばってるな」と悲しい気持ちになりますよね。
仕事や家事育児が忙しいときには、クリームのべたつきで支障が出ることもあります。
そんなことが続き、ついハンドケアから遠のいているのではないでしょうか。
放置すれば、ますます手の老化は進みます。
あなたの手を老けさせている原因を知って、対策しましょう。
手は想像以上に紫外線を吸収している
日傘や日焼け止めクリームで、しっかり紫外線対策していますよね。
でも、手はいかがですか?
「手にも日焼け止めクリームを塗って対策している!」という人も、外出先で手を洗ったり、おしぼりで手を拭いたりした後は、そのままの状態ではないでしょうか。
光老化と呼ばれる現象は、紫外線が体内に蓄積されたことによる老化現象です。
この光老化は、直接紫外線を浴びている手に現れ、シミやシワ、ゴワつく肌質を作っています。
顔や身体に比べおざなりな乾燥対策
紫外線対策と同様に顔や身体に比べると、手への乾燥対策はおざなりな状態です。
ひどい手荒れに悩む女性は、手袋や保湿への意識が高いのですが、そうでなければ素手で水仕事をする女性もたくさんいます。
洗浄力の強い洗剤とお湯で、油汚れと一緒に自分の手の皮脂まで落としながら、ハンドケアに無関心な女性もいるほど。
乾燥は、手にとってもシワや肌荒れの原因となります。
キメの粗い肌はターンオーバーの妨げになり、くすんだ手がさらに老けを感じさせてしまいます。
加齢で指が太くなる!?
年齢を重ねるごとに、指が太くなっていませんか?
指は使う機会が増えるほど太くなってくるのです。
特に女性は家事で良く手を使うため、どうしても若いときのように「スラッと長い指」からは卒業することになります。
それと同時に30代からはコラーゲンが減少し、肌にハリも弾力もなくなります。そのせいで血管が浮き、ゴツゴツした「老け手」ができあがります。
手タレが実践しているスペシャルハンドケア
今までハンドケアを余り意識せずに、年齢のせいであきらめていたかもしれませんが、気づいたときがチャンスです!
これまでがんばってくれた手に、スペシャルハンドケアを施しましょう。
今からでも若々しい手は取り戻せますよ。
1:×いきなりクリームはダメ○まずは水分を補う
手の保湿と言えば、ハンドクリームですよね。
でも、プロのハンドケアは、いきなりハンドクリームを塗りません。
保湿する前に、必ず水分を補い「保水」します。フェイスケアと同じように考えましょう。
化粧水を手に擦り込み、シワとシワの間も丁寧に塗っていきます。
2:×そのままはダメ○手もクリームも温める
保水後には保湿ですが、効果を上げるためにはクリームを温めましょう。
手のひらにハンドクリームを置き、両手で覆ってしっかり温めます。
テクスチャが柔らかくなり、塗り漏れもありません。
ハンドクリームを塗るときには指や手首をマッサージし、手の血行を促進すると浸透力も強くなりますよ。
3:×それだけではダメ○さらにスペシャルなパックを
日々のハンドケアには、上記の保水と保湿の組み合わせで良いのですが、数日置きにスペシャルケアを取り入れましょう。
- ティッシュをたっぷりの化粧水に浸し、手も指もパックします。
- 手をビニール袋かラップで覆い、空気が触れないようにしましょう。
- 3分後に1と2を外し、ハンドクリームで保湿します。
濡れたまま長時間放置すると、手の水分が放出し乾燥を招きます。
3分以上のパックを控え、外したらすぐにクリームで潤いを閉じ込めてください。
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アンチエイジングにはハンドケア必須
いつの間にこんな手に…とがっかりしたら、すぐにハンドケアです。
紫外線の多い屋外や、身体の水分が蒸発するお風呂上がりは、特に気をつけましょう。
保水力が高いヒアルロン酸配合の化粧水や、シアバター入りの保湿クリームがおすすめです。
抗酸化作用のあるアボカドオイルを指先に塗れば、キューティクルケアになり、さらに若々しい手に近づけてくれますよ。