冬になると乾燥肌に悩まされ、冬を迎えるのが憂鬱なのではありませんか。
澄んだ冬の空気に気分がスッキリすることもありますが、そんな空気のせいで肌トラブルを引き起こすこともあるのです。
乾燥肌の原因と乾いた外気からお肌を守る対策を紹介します。
冬に乾燥肌になる主な原因とは?
寒いだけじゃない!冬の湿度はカラカラ
夏にはあんなに嫌っていた湿度なのに、冬になるとなぜか恋しくなることがありますよね。
7月8月には約80%もあった平均湿度が、冬になると50%台まで下がります。
また、寒さでかじかんだ肌というのは、血流が悪くなっている証拠。
栄養は血液にのって体のすみずみまで運ばれますので、血の巡りが悪くなると、肌の表面にまで栄養が行き渡らないのです。
外だけじゃなく部屋の中もカラカラ!
冷え性のあなた。
職場で膝掛けやレッグウォーマーで足元の寒さ対策をしているのではないでしょうか。
しかし、女性にとって冬の室内は「冷え」だけではなく、「乾燥」も大きな問題です。
加湿器やマスクで保湿をされていると思いますが、喉の乾きや目の乾きを感じるということは、
肌もカラカラに乾燥しているということなのです。
知らない女性も多い!?汗と肌の深い関係
冬になると汗をかきにくくなりますが、この汗も乾燥肌と深く関係しています。
保湿成分として知られる「尿素」や「ミネラル」ですが、
汗の中にこの要素が含まれているのを知らない女性が意外に多いのです。
夏にはベタベタして気持ちが悪いと思っていた汗、実は肌の潤いには大切なものだったのですね。
湿度が低い冬におすすめの乾燥対策3つ
1. 血行促進がキレイな肌を保つ
冬の季節は血管が収縮し、血の巡りが悪くなっています。
高価な美容液を使っているのに、すぐに肌が乾燥するということは、
一時しのぎをしているだけ。
外気の乾燥に負けない健康な肌作りには、血行促進が欠かせません。
肌の表面にまで充分に栄養を行き渡らせることが大切です。
入浴や運動で体全体を温め、汗をかくことでターンオーバーも促進されます。
特に冬は、日頃から体を冷やさないことも重要です。
防寒はもちろん、食事も冷たいものを控え、
ニンニクや生姜など体を温めてくれる食材を積極的に摂りましょう。
2. キーワードは「弱酸性」と「ピーリング」
古い角質がたまったままの肌は、トラブルのもとです。
ターンオーバーが乱れる冬の肌は、乾燥だけでなく
シミやシワ、くすみなど女性には歓迎したくないものばかり引き寄せてしまいます。
ターンオーバーを促進するために必要なのが「弱酸性」と「ピーリング」です。
古い角質をピーリングで除去することにより、肌は活性化します。
また、正常なターンオーバーのために、肌は弱酸性である必要があります。
健康な肌は洗顔後もすぐに弱酸性に戻りますが、
弱っている肌には弱酸性の基礎化粧品で肌を正常な状態に戻して上げましょう。
3. オイルで水分を閉じ込める
体内の水分は、気づかないうちにどんどん蒸発しています。
そのため肌は乾燥してしまうのです。
入浴後に化粧水だけで済ませていませんか?
これは肌から水分を逃し、乾燥を促進させるNG行動です。
化粧水や美容液を使ったら、必ずクリームやオイルで肌内部の水分を閉じ込めましょう。
体内の乾燥にも注意して、水分補給も怠らないようにしてください。
冬の乾燥に負けない肌作りを
屋外も室内もどこにいてもカラカラに乾燥している冬は、普段より念入りに保湿ケアに取り組んでくださいね。
そのままにしていると、カサカサになるだけではなくかゆみを伴う肌トラブルや、
シワや毛穴が目立つ残念な肌になってしまいます。
冬の乾燥に負けないキレイな肌のために、特に入浴後やお出かけ前のケアにこだわりましょう。
スキンケアを変えようかな、選ぶの面倒だな、多過ぎて迷うな…
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